今日は初詣後にラフォーレミュージアム原宿にて行われているセックス・ピストルズの写真展「Destroy」へ行ってきました。「Destroy」では唯一のセックス・ピストルズ公式写真家として活躍したデニス・モリスの写真を中心に展示、未公開作品も発表されておりました。このデニス・モリスという写真家は若干14歳(!)の時にボブ・マーリーのツアー専属カメラマンとしてキャリアを本格的にスタートしたというスゴイ経緯の持ち主。熱烈なレゲエファンであるジョニー・ロットンはデニス・モリスの仕事を称賛し、セックス・ピストルズの写真を撮って欲しいと依頼したそうだ。そんなデニス・モリスのプロフィールはココをチェック!
音楽的に大きな影響を受けたのはセックス・ピストルズよりもクラッシュの方だったりするが、“パンク”の思想的な部分はセックス・ピストルズが模範となっている。当時の写真を眺めながら、現場の空気やエネルギーを頭の中で想像しながら一枚一枚を楽しんだ。写真から受けるインスピレーションから想像力を掻き立てて脳内トリップするのが写真の醍醐味なのであろう。
「攻撃的で破壊的なイメージが先行するセックス・ピストルズ、しかし彼らの行動を支えた“パンク”という精神は『自分の手で何かを生み出す』という創造的な方向へのアプローチでした。」
“パンク”のことをファッションとしてしか理解していない人はビックリするかもしれませんが、29manが“パンク”に学んだ事はまさにこういった前向きな考え方なのです。自由を大切にする。自分らしく生きる。社会に流されず、自分が正しいと思う事は強い信念を持って行動する。時には攻撃的で破壊的になる必要もある・・・ そんな事を2005年初っ端から心に刻みこみ、アツイ思いを胸に会場を後にしました。
写真展は1月10日までなので29manのように2005年の始まりを“パンク魂”で一発気合を入れたい方はお早めにラフォーレミュージアム原宿へ足を運んでみてはどうでしょうか。
ちなみにこの写真展のプロモーションサイトはエキサイトが担当していますが、ブログ使いまくってます。「会場レポートブログ」、「デニス・モリス写真展カウントダウンブログ」、「ピストルズメンバーブログ」、「アラン・パーカー最新PUNK事情ブログ」、「DESTROYサポーターズブログ」と合計5つも開設しており、あらゆるアプローチから写真展を盛り上げています。なかなかイイ活用方法で参考になりました。あえてツッコミを入れるとすれば情報が分散されすぎてて読むのが大変・・・って事ぐらいですかね。ブログを2つぐらいに絞ってシンプルにする方向もアリかと思いましたが、ブログの場合は過去の記事へのナビゲーションが難しいという弱点があります。そこを上手くクリアするにはMTのカスタマイズでナビゲーションの弱点を克服していく方法論がありそうです。うん、一般的なブログの概念や使い方を一度デストロイ!する事から始めること。こういう考え方を持つことこそが“パンク”であるという証である(笑)
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最高っ
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そうよね〜。
パンクってやもすれば「社会に反抗」って捉え方もされがちだけど、それって「社会に流されず、自分が正しいと思う事は強い信念を持って行動する」ってのの結果に過ぎないのよねぇ。
ちなみに僕は29man氏がPUNKに学んだ考え方をHIPHOPで学びましたとさ。
投稿情報: matsu | 2005/01/12 15:45
そうなんですよね。
ヒップホップもパンクもレゲエも共通点はココですよ!
投稿情報: 29man | 2005/01/12 17:34