先週の火曜日の話しですが、あの「ドラゴン桜」の中でも取り上げられた「マインドマップ」を発明したトニーブザン氏のランチ・セミナーへ行ってきました。セミナーは通訳なしの英語オンリーという事で参加者は半分以上が外国人でした。
会場は「ここは日本だけど、日本じゃない」状態でした(笑)アメリカ旅行から帰ってきたばっかりだったので、マシンガントークをかます見知らぬ外国人相手に超スムーズに応対ができてちょっと安心しました。
前半はランチを食いながら交流会状態が続きました。そういうのはイマイチ苦手なので適当に写真撮ったりしながら遊んでたらスタッフと間違えられました。でも、間違えられた事を良い事に後々、カメラマンのフリしてブザン氏の写真を撮らせて頂きました(w
で、本人登場。 マインドマップに関する知識がない人をターゲットにした講演内容だったので正直ちょっと期待外れでしたが、やはり本人による解説は本で読むのと比較にならないほど説得力がありました。しかも、イギリス人ならではのユーモアを交えたトークが面白かったです。いまどきOHPを使うところも大学時代以来10年ぶりで、超ノスタルジックな感覚を味わいました。
- 凡人と天才の違い、それは day dream した内容を現実にする為の実行力があるかどうかだ。
- 脳は使い方によって全然パフォーマンスが異なる。
- 脳のポテンシャルを最大限引き出すには正しい使い方を覚える必要がある。
- 集中力が維持できない理由は脳が退屈して寝てしまうからだ。
- 脳を退屈させない為に必要なものは2つ。それはイメージとカラー。
今回のセミナーで一番説得されたのが「あなたの母国語は母国語ではなくて、第二カ国語である」という主張。ちょっとこのブログで試してみましょうかね。
人間の脳というハードディスク装置にはものすごい容量のデータが蓄積されています。その膨大なデータの中からこの記憶を引っ張りだしてきてください。
「ビル・クリントン」
多分速攻で引っぱりだせたと思います。何が思い浮かんだかを覚えておいてください。
- 彼の顔
- アメリカの国旗
- モニカ(不倫相手)
- ホワイトハウス(不倫現場)
- ヒラリー(妻)
僕の場合はこんな順番で思い浮かびました。
妻よりも不倫相手とその現場が先にでてくるところが我ながらテラワロスでございました。
ちなみに思い浮かんだのは言葉ではなく、「クリントン」でGoogle イメージ検索をした時の結果のようにイメージと色の記憶が次々と連想する形で引っ張りだされました。
Imagination + Association = The Human Language
「イマジネーションと連想、それが人類共通言語である」とブザン氏は説明されました。僕の母国語は日本語だと思っていましたが、それは第二カ国語であったのです。自分がなぜマインドマップを好んで使うのかがわかりました。
「もっと美しいな字と絵が書けたら、もっともっと脳みそが活性化するだろうに・・・」
自分が書いたマインドマップが読めない時ほど悲しい時はない。
セイセイセイ。
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