「広告写真作家の超大御所」
泣く子も黙る写真家、一の瀬ゆきひろ先生に写真を教えて頂くというとても贅沢な体験を去年から通いはじめた写真の学校でしてきました。
教室で花の写真を実際に撮影しながら講義を受けるというスタイルで、BGMには一の瀬さんが好きだというケニーロジャースが流れてました。セットを作ってる時は真剣な顔つきで「おい、それ捨ててこい!」とか「これに水をいれてきてくれ!」と大先生な雰囲気満点でみんな緊張してました。一の瀬ゆきひろ先生の強面具合が井筒監督にも若干似ていてさらに迫力満点です。
しかし、そんな張りつめた空気の中での真剣勝負のセッティングが終わると徐々に表情が緩んできました。セッティングをしている時は妥協を許さない大御所の大先生で、真剣勝負が終わると気の優しい親父キャラへ。そんな姿を間近に見てプロ魂を教えられました。
喋る時は時折冗談を交えながら写真の手ほどきをしてくれます。その時は超優しい顔です。でも、いざ生徒が写真を撮り始めると真剣な眼差しで撮影姿をチェックします。
先生の的確なアドバイスを受けながら何回も撮影を繰り返すと短時間の中で上達していく自分がそこにいました。That's 一の瀬 マジック。
「愛と勇気を感動を」というのが一の瀬ゆきひろ先生の写真のテーマです。写真はコミュニケーションであるから、会話をして感謝の気持ちを持って写真を撮りなさい。風景を撮るときでも心の中で「ありがとう」と呟きながら撮りなさい。“写すまこと”と書いて写真、写真はハートで撮れ!という言葉が凄く印象に残りました。
写真が上手くなるまでの道のりはまだまだ長いですが、感謝の気持ちを持ちながら写真を撮るという行為は今後も忘れずに必ず実践していきたいと思いました。
先生が教えてくれた事を忘れないように、一の瀬語録としてメモっておきます。
・ 写真家は積極的でないといけません。
・ 写真は記憶のスポーツだ!
・ 写真は音楽と同じでノリ、リズム、そしてアドリブが大切だ。
・ 肩の力を抜いてパーッと撮ろうぜ。
・ 写真は撮って撮って撮りまくらないと絶対に上手くならない!
・ 花は咲いて花、散って花、枯れて花
・ 写真は洞察力がめばえるよ!
・ 人生はチャレンジ、写真も一緒。
・ ひとつの事を追いかけなさい。最低でも3年は追いかけなさい。
これらの語録の大半はクラスの後の焼き鳥屋での発言が大半でした。「飲みにいきませんか?」と誘ってみて良かった!
ビバ!飲みュニケーション!
Flickrに僕が教室で撮ったお気に入りの花写真のカットをまとめてアップしておきました。素人写真ですが、よろしければ見てやってください。
一の瀬ゆきひろ先生、ありがとうございました!
またいつか一緒に呑める日を楽しみにしてます。
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