paperboy & co. の家入シャッチョーが書いた「こんな僕でも社長になれた」を読みました。
貧乏、イジメ、登校拒否、ひきこもりというハードな幼少時代を過ごした家入シャッチョー。でも、いまや年商13億円、50万人が選んだNo.1レンタルサーバー、「ロリポップ!」をつくった男であり、ナナロク世代の若きITシャッチョーサンなのです。
実を言うと僕自身、そんな過去について、つい最近まで、誰にも打ち明けられずにいた。誰かに話して、軽蔑されることが恐かった。笑われるのが恐かったのだ。
そんな家入シャッチョーが自ら筆をとって綴った話題の本が「こんな僕でも社長になれた」です。
「ITビジネスで天下をとったるで!」的な鼻息荒い若手ベンチャー社長とは正反対の元ひきこもりの家入シャッチョー。伴侶アキコさんとの出会いをきっかけに一歩づつ、一歩づつたくましくなり、結婚と妊娠をきっかけに、愛する家族と一緒にすごす時間を増やしたいという気持ち一心で起業します。
大切な家族、大切な仲間達、大切なロリポップ!ユーザー。彼らのために足をガクガクさせ、冷や汗をダラダラ流し、いくつもの試練と困難に対して、ひたすら踏ん張り、なんとかのりこえていく姿に、僕は笑いながらもちょっぴり泣きました。
このブログを書き始めたのが3年前の2004年1月。ロリポップ!のサーバーを借りてMovable Typeをインストールしてブログを開設しました。それが初代 29man the radical dubber です。僕がブログを始められたのもロリポップ!のおかげなのです。
さらに2004年の夏、P&Gアリエールの「アイラブ困ったさんコンテスト」を初期の段かいで企画している時に paperboy & co. の健太郎君にも相談にのってもらいました。健太郎君とは最初からなぜか友達のように意気投合したのを覚えています。
本でも紹介されている健太郎君の「寒い ギャグ」を自分の寒いギャグと照らし合わして、勝手に親近感を感じてたのかもしれません。結果的には paperboy & co. がちょうど東京進出まっ最中のタイミングとJugemがトラブってた時期とが重なってしまい、残念ながら一緒に仕事をすることはできませんでした。
でも、その時にJugemのトラブル解決に専念したいという家入シャッチョーの判断は正しかったと思います。トラブル解決後にはJugem全ユーザーに対して容量無制限というサービス提供に踏み切った時は「漢(おとこ)だなー!」って感心もしました。
「こんな僕でも社長になれた」は そんな家入シャッチョーと素敵な仲間達のリアルドキュメンタリーです。
では、最後に読み終わって僕が真っ先に思った感想で締めくくります。
「家入シャッチョーは確かにスゲーが、誰よりもスゴイのは妻のアキコさんだね!」
29マンさん、39!
(ご無沙汰しております。一度お目にかかったこと、覚えていらっしゃいますでしょうか。)
投稿情報: アキコです | 2007/03/16 19:29
おっと、アキコさんからコメントきた!
もちろん覚えてますよ。まつゆうの出版パーティで会いましたよね。
あの時からすでにアキコさんあってのイエイリカズマだと思ってましたよ(w
投稿情報: 29man | 2007/03/16 20:03
アキテクト可だw
私も「アキコさんがスゴイ」と思いました♪
投稿情報: アイバミカ | 2007/03/17 10:13