著書 Webキャンペーンのしかけ方。 広告のプロたちがつくる“つぎのネット広告” の中で Bud.TV を次世代型ブランデッドエンターテインメントへの挑戦の例として紹介しました。
もし、このチャレンジによって、自社サイトのメディア価値が高まり、マーケティング面でも高い効果が得られれば、多くの企業があとに続くのは間違いないだろう。
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と書いたように、個人的には Bud.TV の成功を期待しています。
が、しかし、Bud.TV が思ったほどアクセスが伸びずに不調であるというニュースがリリースされ、サイトへの批判も結構出回っています。それは主にお酒のWebsiteということで未成年への閲覧制限を設けたりありとあらゆる規制が課されているところに大きな原因があります。
そんななか、テレビCM崩壊 の著者 Joseph Jaffe 氏がブログで 「Bud.TV がんばれ!」的な記事を書いてました。
リンク: Jaffe Juice: The future of Bud.TV.
The new "Direct to Consumer" venture from Anheuser Busch has come under a lot of scrutiny and criticism of late, but I want to take this opportunity to throw my weight (90%) behind Bud.TV...or at the very minimum the idea behind Bud.TV
消費者とダイレクトにつながる新しいバドワイザーの試みに対して、かなりの多くの批判者がでてきているが、私は90%バックアップしたいと思う。少なくとも、Bud.TVのアイディアについては・・・
として、10の改善点を提案していました。
その中で面白かったのは、「来年のスーパーボウルのCMはすべて Bud.TV への誘導枠として使い、その後はスーパーボウルのCMから撤退しちゃえば」というアイディア(w
そして「大勢の人が成功を祈っているのと同時に、失敗して欲しいと躍起になってる人もいる・・・ 失敗するのを望み、足を引っ張ろうとするやつらに惑わされるな」と締めくくってます。
僕も本の中で 「Bud.TV がんばれ」的なことを書いた手前、Bud.TVへの批判的な記事を目にする度に正直ドキドキしてました。一人でも同じようなスタンスで応援しているマーケターがいる事がわかり、ちょっとだけ「ほっ」としました(w
というわけで、いろいろ大変ですがバドワイザーさん、 Bud.TV がんばってください。
継続は力なり。
Bud.TVってお酒だけあって、日本からの登録受け付けてないから、中身が見られないんですよね。
見たことないと、いいのかわるいのか判断つかなくて。
投稿情報: arayan | 2007/04/26 21:56