Webキャンペーンのしかけ方。 広告のプロたちがつくる“つぎのネット広告”を世に出してくれたインプレスジャパン編集長の藤井貴志氏と出版プランナー松永光弘氏のゴールデンコンビによる新作がでました。
巧告。 企画をヒットさせるために広告クリエイターたちが考えること
企画がヒットするのは、“当たる”ように考えて“当たる”ように工夫するから──。ヒットさせるためのものの考え方、セオリーを、4人のトップクリエイ ターが語った「巧告。企画をヒットさせるために広告クリエイターたちが考えること」。“当たる企画”とはなにかがわかる1冊。
今まで知らなかったのですが、京都には「京都広告塾」というモノスゴイ広告塾があるそうです。京都広告塾の森清史さんはこの本について次のように解説しています。
本書では、2006年に京都広告塾で行われた講義の一部を「広告クリエイターのものの考え方」の視点で編集し、収録しました。どうすれば適切に人びとの心に働きかけて、“巧く”コミュニケーションをつくることができるのか。そのために、広告クリエイターは、どういう視点で、何を考え、なにをしようとしているのか。そこにあるエッセンスを、頭で理解するだけでなく、講師の方々のお話を通じて自分なりに感じ取ってもらえればと思っています。
広告業界はTVCM誕生以来の大変革期を迎えていますが、メディアやコミュニケーション手法が変わろうともいつの時代でも絶対的に変わらない普遍的なものがそこには存在します。人間の根本の部分や本質的なインサイトを捉え続けられることが本当に大切だと思っています。
昨今は、小手先のテクニックをもてはやす風潮があるようですが、講師の先生方を見ていると、どうもそれは違っているのではないかと思えてなりません。どなたも、技術がすばらしいのは言うまでもありません。でもそれ以前に、この根本の部分を大切にしていらっしゃいます。やはり、“本物”と呼ばれ、10年、20年の長きにわたって活躍を続けている人たちは、仕事に対する意識の持ち方が違う。情熱の傾け方が違う。きっと本当に重要なのは、そこだと思うのです。
TVCMを中心に活躍されてきた広告業界の大御所トップランナー達から、僕ら次世代型(?)が学ぶべきことは根本に持つべく意識だったり情熱ではないかと思います。
第1章の山本高史さんを早速読みましたが「いいこと言うな~」のオンパレードで一気に虜になりました。残りの3章も超楽しみです。
インプレスジャパン (2007/08/09)
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