Rhymester Release Tour 2004 King Of Stage Vol.5
"King of Stage" 彼らのライブを一度でも見たことがあれば彼らがそう呼ばれるゆえんに一切疑問を抱く事はないであろう。もし日本語が世界の共通言語だったとしたら、ライムスターのヒップホップライブは世界的にも"King of Stage"だ、マチガイナイ。
彼らは僕の中での「大好きなアーティストTop 5」にランクインするほど個人的に思い入れの強いグループである。なぜ僕はライムスターが好きなのか?細かい理由は色々あるが最大の理由は彼らの代表曲「B-Boyイズム」、この曲にある。
from "B-Boyイズム" by Rhymester
日本の武士道とニューヨークで生まれたヒップホップ文化の奇跡的融合でありながら、これこそが正しくあるべく姿。凄く大袈裟で乱暴な例えではあるが僕の生き方や思想の模範が「B-Boyイズム」に含まれていると言えよう。「B-Boyイズム」はまさに僕のバイブル的存在なのです。
2001年にメジャーデビューを果たし「笑っていいとも」のテレフォンショッキングにも出演!(笑)したりと、すっかりビッグアーティストになった彼らを生で見るのも実はかなり久しぶり。客層も盛り上がる曲も当然違う訳でして...でも、何ひとつ変わらない彼らを見て僕は安心した。あ、ひとつ変わったのはDJ Jinがラップしてるところだった(笑)。しかし、DJ Jinの男気ラップは半端なく盛り上がってたなー。10年近くの沈黙を破って!だもんなー。なんか凄く印象的だった。
僕はところどころで感動の涙をこらえながらビッグになったライムスターのライブを見てました。会場の客層的にはあきらかにオヤジB-Boy aka もうすぐダーティ・サーティ!なのにねー(苦笑)。僕がライムスターと出会ったのは2nd アルバムの Egotopia 以降。日本のヒップホップが一般的には全く人気なかった8年程前から間接的にではあるがO氏やE氏を通じてそれなりの近さで彼ら3人組を見てきました。2000年には、僕自身がハイネケンの仕事でライムスターのサポートをする事もできしたしね。そうそう、今なら言えるここだけの裏話...実は当時ハイネケンのCMをライムスター出演で制作する企画を僕は頑張って進めてました。その時、CM用にとMummy-Dさんが持ってきたのは後々大ヒットしたあの曲の原型となったトラックでした...しかし残念ながらライムスター出演のハイネケンCMは実現せず・・・ マジで勿体なかったなー、本当僕の力不足で彼らには迷惑かけちゃいました(涙)。あの企画が実現してれば...うー、無念。
そんな感じで、僕が超リスペクトしている兄貴達の2004年 King of Stage Vol.5 を晴天の空の下@日比谷野音という最高なシチュエーション&最高の仲間達と「麦の海」を泳ぎながら体験できた僕は超幸せな Saturday Evening を過ごしたのでした。
Rhymester リスペクト
やっぱり僕はこのアルバムが一番好きです。
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