「パッケージを手に取っているというのは、少なくとも、商品に興味があるということ。お客様は明治製菓を体感したいというよりも、商品を体感したいということです。企業サイトのトップページからだと、商品サイトに辿り着けない人も出てきます。迷わずに商品サイトに来てもらうために、商品パッケージに記載されたURLを直打ちしてもらうことがベストなんです」(舩木氏)
この記事は明治製菓が積極的に「商品名.jp」というドメインを取得している理由について書かれている。極めて当たり前のことが書かれているわけだが、こういう当たり前なことすらできていなかったりするケースは多々ある・・・反省。
仮にクライアントがそういう状況にあった場合、「変えたほうがいいですよ」と話せばわかる担当者様だと楽なのだが、なかなか理解してくれない(もしくは理解しようともしない)方へはこういう具体的な事例があると説得力が増す。本当はこんなことを説得する時間は割きたくないけどね・・・
例えば現状のパッケージにURLが記載されていない場合にURLを記載するように変更してもらうにはそれなりの労力がクライアント側で発生するわけだ。場合によっては担当者が面倒くさがって「本当にパッケージにURL記載したところでサイトへ誘引されんの〜?」などと発言した場合はこういうのを見せるといいだろう。
スナック菓子「カール」のサイトをリニューアルしたとき、アクセスが一向に増えないという事態が起きた。不審に思って調べたところ、商品パッケージにURLが記載されていなかったことが判明する。その後、商品パッケージにもURLを記載し始めると、それに呼応する形でアクセス数が増えた。明治製菓の商品パッケージへのURL表記のこだわりは、この失敗が元になっている。
カールのサイトは私も好きです。
たしかに、商品名+.jp または .com ドメインはわかりやすいですね。
あと、ケータイからアクセスされることを意図したサイトは、ドメイン名が短いことがキーになります。
ただし、商品の多い会社はドメインの維持(コスト/技術的要件)がけっこう大変なんじゃないかなぁ。
投稿情報: McDMaster(マナル店長) | 2004/06/25 18:00
たしかに!
この記事はドメイン売って儲けている会社(?)の記事だと思うので、ある意味上手い!(w
投稿情報: 29 | 2004/06/28 17:49