先日お会いしたCNETの渡辺聡さんのブログで紹介されていた CorporateBlogging.Infoという企業ブログに関する英語のブログが面白い。なんか「ブログ、ブログ、ブログ」と三連発入ったわかりにくい文章になっちゃった(w
CorporateBloggingBlogという名前そのままのサイトにて、「Six Types Of Business Blogs - A Classification」という企業Blogの利用場面を六つに整理分類したエントリがある。
CorporateBloggingBlogのアーカイブを見る限り2ヶ月前の6月からスタートしたらしいが、このブログを書いているFredrik Wackaさんは Corporate blogger since July 2000 らしい。という事はFredrikさんは企業のブログを手がけてかれこれ4年(!)というベテラン・ブロガー。その4年間で培ったノウハウや経験をもとに企業がブログを活用する為のガイドをCorporateBloggingBlogへ書いておられるそうだ。さすがブログが生まれた国であるアメリカだけあって日本よりも遥かに進んでますな。
だって、今日の記事のタイトルは "To Turn Your Blog Over To A New Blogger" (あなたがブロガーとして担当していた会社のブログを後任者へ引き継ぐ方法)ですよ。日本はまだまだこれから一部の先進的な企業が「ちょっくら流行りのブログでもやってみますか?」って状態で初代企業ブロガーがあちらこちらで誕生しそうな時期なのに、アメリカではもう2代目に引き継ぐ方法について書いてますよ(w
The main problem I realized was the risk of underestimating the blogger's level of expertise.
ちなみに後任者へ引き継ぐ際に一番の問題となるのは今まで担当してたブロガーに蓄積された専門的知識及びノウハウを過小評価してしまう事らしい。なぜなら、実際ブログ上に書いている事はブロガー本人が持っている知識やノウハウの一部でしかないという事。その理由は・・・� ブロガーは日々ネタ集めの為にありとあらゆる情報を吸収消化して、それを記事としてまとめている
� 日々読者と交わされるコミュニケーションの中から生まれるものや得られる情報が多い
� 上記の積み重ねから、ブロガー独自の視点やパーソナリティが必然的にブログの色となる
そのため、ブロガー交代となる場合は0からのスタート(仕切りなおし)もしくはネガティブな時点からのスタートにもなりうるとの事。これ、わかりやすく例えると・・・
久米宏(ニュースステーション)から古舘伊知郎(報道ステーション)への交代劇
を思い起こせば理解しやすいかな(w
ちなみにFredrik Wackaさんはスウェーデン人らしく、アメリカで起こっている事をベースに書きつつもヨーロッパのブログ事情に関してもちらほら紹介しているところも興味深い。29man的にはブログ企画を外人クライアントへプレゼンする時に便利なサイトが見つかってよかった(w
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