1敗1分けで迎えたワールドカップ最終予選。
決勝トーナメントへ進むにあたり、崖っぷちの局面を迎えた我らがジーコJAPAN。
相手は王者ブラジル。
生半可な気持ちでは絶対にかなわない強敵だ。
絶対に負けられない戦いがそこにある・・・
僕はSAMURAI BLUEの12人目の刺客としてドイツへと向かった。
そして僕はドイツでブラジルサポーターを斬りまくるつもりが・・・
仲良くしちゃった(w
うふ☆
日本人とブラジル人はかなり仲良しでした。
そう、我々の間には共通のキーワードがあったのです。
日本人とブラジル人は一丸になって叫びました!
「Zico!ジーコ!じ~~~こ~~~!」
試合前に行われたスタメン発表でも一番スタジアムが沸いたのはロナウドでもなく、ロナウジーニョでもなく・・・
そう、我らが ZICO監督 でした(w
試合直前の盛り上がりが間違いなく最高潮になった一瞬でした。
そして結果は4-1の惨敗。
あれから1週間経ちました。
試合内容及びワールドカップでの日本代表チームに関してもはや何も書くことはありません。
でも、沢木耕太郎氏が6月27日の日経新聞で書いたコラム「ワールドカップ街道: 至福の11分間に感謝」に激しく心を打たれたので紹介させてください。
これで日本代表はワールドカップの表舞台から退場することが決まった。しかし、私は彼らに感謝したいと思う。私は、このワールドカップという舞台で、熱い気持ちを持って3試合も見られたということに感謝したいのだ。
日本代表にはこれから批判の嵐が押し寄せることだろう。さまざまな人がさまざまに悪罵まがいの言葉を投げつけるに違いない。だが、第二次大戦後の小林秀雄の台詞ではないが、「賢い人はせいぜい批判するがいい」のだ。少なくとも私は、他の国のどのような素晴らしい試合を見ても、日本代表の未熟な試合ほどには心を動かされなかったことを知っている。
サッカー日本代表ほど僕を熱くさせるチームはありません。
これからもずっと彼らを僕は応援しつづけます。
それはどんな事があっても、きっと。
そして沢木耕太郎氏はコラムの最後をこう締めくくっています。
いまは、ただ、必死にボールを追いつづけた中田英寿に、懸命にボールを弾き返しつづけた川口能活に、うまくボールを蹴り出せなかった中村俊輔にも、ご苦労様と言いたいのだ。ファンとしての私は、奇跡への可能性を夢見させてくれた、あの11分間を至福の時と思うから。
「奇跡への可能性を夢見させてくれた、あの11分間」、それを生で体験できたのは一生の思い出となる事でしょう。
玉田がゴールを決めた直後に撮ったこの写真を見ると今でも目頭が熱くなります。
ありがとう、ZICO。
ありがとう、日本代表。
そしてありがとう、中田英寿。
君のユニフォームを着て応援できた事を僕は誇りに思います。
2010年も日本にとって熱いワールドカップイヤーになりますように!
29man loves football!
JOGA BONITO!
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