「クチコミが起こってドッカーンと人気が拡がるような『何か』をお願いします。」
広告やマーケティングに関わる人であれば、ほぼ毎日と言っても過言ではないほど取り交わされる会話ではないでしょうか?
正直「クチコミ、クチコミって、もう聞き飽きたよ!」っつうぐらいです。
しかし、クチコミの原理や本質をしっかり理解している人はまだまだ少ないのが現実だと思います。
クチコミが発生して、商品やサービスが人気になることは願ったり叶ったりですが、どうすればクチコミがおこるのかわからない。
従来の広告における考え方しかできない担当者/マーケターは、金を使って無理やりクチコミを発生させようと平気で考えます。これは、はっきり言って「自爆テロ」のような行為なので本当に危なっかしいです。
そんなハラハラドキドキな現場に出くわした時に、そっと差し出せる素晴らしい本が先週発売されました。
今アマゾンでベストセラーの話題の本「クチコミの技術」です。
日経BP社 (2007/03/29)
売り上げランキング: 91
著者は29manの親友であるコグレさんといしたにさんの二人です。
親友の二人が書いた本だから売れて欲しいと願っているのは事実ですが、それだけの理由でこの本を薦めているわけではありません。
日本を代表するアルファブロガーの二人が、数年間にわたって実践してきたクチコミの技術がこの本に詰まっています。29manも仕掛け側として携わった例がいくつか紹介されています。
29manも「Webキャンペーンのしかけ方。」の中でクチコミについて書いてますが、「クチコミの技術」に書かれている内容とシンクロしまくっています。「クチコミの技術」を読んでいるとあたかも自分が書いたのではないか?という錯覚すらおぼえます。
ぼくらの本は評論家が書いた「上っ面の現象」ではなく、現場の人間がリスクを背負って行動したリアルストーリーなのです。そして、ぼくらがたどり着いた「本質的な何か」は全く同一のものでした。
いしたにさんもブログで書いてましたが、「クチコミの技術」と「Webキャンペーンのしかけ方。」はセットで読んでいただくことをオススメします。
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