子供が生まれてから4ヶ月が経ちまして、その間なんと2500枚以上の写真を撮りました。ここまで大量にシャッターを押したのは2005年に写真の学校に1年間ほど通ってた頃以来です。子供が産まれるまでの数年間はカメラから遠ざかってしまっていたのですが、ここ数ヶ月で急激なリハビリを経て、学校に通っていた当時の感覚に戻った感じです。思い返せば、写真の学校に通ったきっかけも当時大人気だったフランス在住の日本人家族による子育てブログの写真が素敵すぎて、いつか自分でも家族や友人の写真を上手く撮りたいというのが動機でした。赤ちゃんがいる生活にもやっと慣れてきたので撮った写真や日々の出来事についても徐々に記録を残していきたい気持ちが高まってきました。
まずは最近、新しいカメラ機材をちょこちょこ買い足したので久しぶりにカメラの話でも書こうかと思います。
子供が生まれる直前にまずはカメラ本体を最新のものにしようと思いました。今までメインで使っていた一眼レフは2005年発売の初代 Canon EOS 5D です。これは動画がとれないし、重量もずっしりと重く、外に持ち歩くのは気合いなしにはとても大変です。というわけで、HD動画がちゃんと撮れて、妻にも使ってもらえそうな軽くて小さい一眼レフ探しから始めました。流行のミラーレスも検討しましたが、最終的には Canon EOS Kiss X5 という一番オーソドックスな機種に落ち着きました。4ヶ月間使ってますが、予想以上に満足しています。初代5Dと比べて、CMOSセンサーを筆頭に、ボディの性能が格段に進化したことでカメラ任せのオート撮影の完成度の高さに驚いています。
当初はJPEGとRAWで両方とっていたのですが、KISS X5では、RAW撮影はやめてJPEGのみに途中から移行しました。子供がいると腰を据えて何か作業することが困難で、早く写真を見たがっている家族のためにも撮った写真を速やかにFlickrにアップされることが要求されます。RAW現像をして仕上がりをこだわるよりもスピードの方が感謝されるわけです。ちなみにうちの実家には自分が使わなくなった iPad 1 を渡し、妻の実家には iPad 2 がありまして、それぞれ Flickr の閲覧ソフト経由で見れるように設定しています。大変喜んで使ってくれているので、これから子供が生まれる方々にはオススメです。
KISS X5ではスピードと機動力重視、逆に5Dはカールツァイスのマニュアルレンズ+外付けストロボをつけてライティングも工夫しつつRAW撮影を家の中で楽しんでます。
最近は妻の方が良い写真を撮ってくれてまして、毎日色々な写真を見せてくれるのが楽しみです。たとえばこんな写真を KISS X5 で撮ってます。
最近は息子が完全に着せ替え人形化してまして、同じアングルでこんな写真も・・・
僕が5Dで最近撮ったのはこんな感じで、凛々しく(w
そんなわけで、最近カメラ生活を楽しむために買って良かったと思うもの4つ紹介します。
一つ目は Canon EOS Kiss X5 とあわせて買いたいマニアックなアクセサリーです。KISSのような初級機の難点はファインダーが小さく、中級機以上のものに比べて非常に見難い。この問題を解決するためのパーツが OLYMPUS アイカップ ME-1 です。これをつけると5Dに近い大きさのファインダーに変身し、KISS X5が中級機なみにグレードアップした実感を得られるお得なパーツです。マニュアルフォーカスでのピントの山もはっきりとわかるようになります。ひとつ注意点としては、ME-1 をつけると KISS X5 のバリアングル液晶は動かせなくなるのだけご注意ください。僕は液晶を使わないので気になりませんが。
最終的に流行のミラーレス一眼をスルーして、スタンダードな一眼レスを選びましたが、動画をとると余計にそう思うのですが、やはりレンズが重要だと思います! スタンダードな一眼レフも捨てたもんじゃないですよ。
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