昨晩僕が[N]ネタフルさんの記事に対してトラックバックして書いた【母親が最も依存する情報媒体はインターネット】という記事に関してコグレさん@[N]ネタフルが更に【アイディアはどこからやってくるか?】という記事でトラックバックしてくれました。ありがとうございます。
かつてアイデアを作る方法というエントリーも書いたことがありますが、何もないところからアイデアが生まれてくることはありません。
常にたくさんの情報を集めておき、それらを組み合わせてアイデアを作る、つまりアイデアとは突然素晴らしいものが出てくるのではなく、かつてあったものの組み合わせである。
うん、うん、そうですよね。
【母親が最も依存する情報媒体はインターネット】という記事の中で【木村剛 戦略経営の発想法】から用いた敏腕経営者達の引用はかなり極端な例だったと思います。
木村剛さん(ここではゴーちゃんではなく、木村剛さんと書こう。いや、木村剛先生と書いてもいいかも(笑))が伝えたかったのは「過去にこういう事が起こったからきっと未来も同じようになるんだ!」といった感じで方向性やプランを過去の経緯のみから決めることは危険であるし、間違っている...といったことだと思います。すなわち、過去のデータは本当に参考程度だけにしろと...決してデータをゴミだとも一切見るなという意味合いはないと思います。
すなわち、コグレさんが書かれている事は全く正反対の理論ではないと思いますし、言っている事は同じことだと思います。だって、「石橋を叩いて渡る」んじゃなくて、「石橋を叩いて壊す」タイプなんですから(笑)
オレ自身も企画やアイディアを「0」から作り上げるほどのクリエイティビティは持っておらず99.9%は身の回りのネタを日々せっせと集めては自分なりに組み合わせたりアレンジして...を日々実践しております。
この方法、「Sampling Sport」って呼んでます。この用語って、実はヒップホップの要素をベースに打ち込み音楽をやっている人達なら通じるんですよね。過去の音源をサンプリングしてチョップ(切り刻んで)したりフリップ(組み合わせ変えたり)したり合体させたりして新しい音楽を創造していく手法...メディアではDJ的な音楽製作手法とも呼ばれてますが、打ち込み系の音楽であれば現在はほぼ8割方?はこの手法が用いられていると思います。
こういった手法で創られた音楽が生バンドと比べて劣っているか?というとそんな事ないですよね。実際、サンプリングをベースに生まれた音楽の多くは音楽史にて革命をおこしたわけで、今はそれが若者の間では主流なわけですから。
と、ちょっと話がずれてしまいましたが、
とコグレさんが書かれているように、「センス」というのが重要な要素のひとつなのだと思います。木村剛さんが【戦略経営の発想法】で書いているようにビジネスは「サイエンス」でもあり「アート」でもあるというのはこういう事なんじゃないかな〜?そういった意味でも打ち込み音楽制作とも共通する点がある?なんて強引だな〜、オレ(笑)
あと、最後にこの場を借りてコグレさんへ感謝の言葉を...
(本当は31日にお会いした時にお話しようと思ってたんですがね、ちょうどSampling Sportの話になったので...)
実は、コグレさんが書かれておられるメルマガ【ホームページをできる営業マンにする方法】を仕事で幅広くSampling Sportさせていただいております。感謝しております。
サイト企画等のお仕事をされている方々はこのメルマガ【ホームページをできる営業マンにする方法】を購読することをオススメします。
コグレさんとは Sampling Sport だけの関わりは大変勿体無いし、得しているのはオレだけというアンフェアな状態なので機会があれば是非一緒にお仕事させていただければな〜!と強く思っております。
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