「現代ではほとんどつかわれなくなっており、全くナウくない死語である。」
日本語俗語辞書の「ナウいの解説」にはこのような事が書かれていました。
さて、「現代ではほとんどつかわれなくなっており」という件は果たして本当でしょうか?
ここ数ヶ月の間で「なう」という言葉を目にする機会が急速に増えているのは僕だけではないはずです。
「ナウい」が死語と分類されてからしばらく経ちますが、それがいま「なう」という言葉へ進化を遂げてまさに「ナウ」が死語から復活する時がすぐそこまできています。ツイッターというWEBサービスが日本でキャズムを超えたとき、それはおばあちゃんから幼稚園児までが「なう」と日常会話で使い始めたときなのでは?と、そんなくだらない事を考えながら大ヒット新書「ツイッター140文字が世界を変える」を片手にブログを書いています、なう。
ちなみに、「なう」というのは、ツイッターで「いま○○をしている/○○に居る」といった、状態や場所を伝える意味の略で、よく使われています。 - p.120
このような解説が「ツイッター140文字が世界を変える」にはしっかりと書かれています。「ツイッターって何?」という方に向けてはもちろんオススメの一冊なのですが、既にバリバリ使っている方も、2年前にアカウント作ったけど飽きちゃったというベテランのあなたにも、「なう」だからこそ読むべき本なのではと思います。なぜなら、今ツイッターが起点となって巻き起こっているのは全く新しいコミュニケーションの「ムーブメント」だからです。
ツイッター未体験の方にツイッターの魅力を伝える事に苦労した経験のある方は決して少なくないのではと思います。それは「140文字のミニブログ」という枠組みでは決して語り尽くせない事が、ツイッターにはいっぱいあるからでしょう。
ツイッターが作り上げた全く新しいコミュニケーションの「ムーブメント」を実感している人もそうでない人もコグレマサト+いしたにまさきコンビによる解説を読むことによって改めて気づかされる事は多いにあります。「まあ、だいたい知ってるし」と思っていた僕本人も読んで改めて「なるほど!」と思うことが多い本でした。
ツイッター本の出版ラッシュが続いている「なう」この頃ですが、なぜこの二人の著者が書いた「ツイッター140文字が世界を変える」をオススメするのか?それはずばり、この二人がインターネットを通じた人と人とのコミュニケーションに「愛」を込めて日々生活をしている方々だからです。
WEBサービスというのはブログにしても、ミクシィにしても、そして今やツイッターにしても、どれもが共通するのは人と人がコミュニケーションをするための手段であるという事です。それを活かすも殺すも全てはそれを利用する「人」なのです。著者のコグレさんといしたにさんの二人と出会ってから今までの5年間を通じて、僕は彼らからインターネット上でのコミュニケーションが目指すべき正しい姿というものを教えてもらっています。(別に本人たちは教えてるつもりはないと思いますが。w)
そんな彼らをはじめ、僕のまわりにいるインターネット達人たちの多大なる影響を受け、今月号の宣伝会議(2009年10月15日号)の巻頭企画「誌上ツイッター25人がつぶやく、私が考えるソーシャルメディアの定義」にて僕はこのようなコメントを投稿させてもらいました。
「得る前に、まず与えなくてはいけない」というのが基本ルールだと考えます。本人次第でポジティブにもネガティブにも転ぶものであることを肝に銘じることが大切だと思います。
これは、個人であれビジネスであれ共通するルールだと考えています。今後ビジネス的な側面でツイッターの利用も増えていくことになると思いますが、このブログを読んで頂いている広告業界の方々にもこの考えにどこか共感して頂けたら嬉しいなと思い紹介させていただきました。
そんな僕のちょっとした主張の元になる考えも、全てはこの本「ツイッター140文字が世界を変える」に書かれております。売り切れ続出で入手困難な状況が続いているようですが、先日増刷も決定したようなのでこの機会に是非!
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